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赤ちゃんからお母さんと一緒に音楽を楽しみ、音楽で自己表現できるようになる音楽響室です

初見と暗譜

初見が大切な理由

初見で弾ける曲と、練習して弾ける曲のギャップが大きいほど、練習が辛くなります。
「音楽が好きだけどピアノは嫌い」、「ピアノは好きだけど練習は嫌い」という子どもは、たいていは、読譜が苦手なことが多く、
それは、楽典(音符の長さや高さ、和音などの音楽的なきまり)が、感覚的に曖昧なままなことが原因にあります。

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音を弾いては覚え・・・だんだん弾けるようになっていくプロセスを練習だと思ってはいけません。
そんな練習に時間をかけていると、もっとたくさん練習しても、乗り越えられない壁が立ちはだかる時がやってきます。

指を動かすための練習、でもありません。頭と感覚でわかっていれば、指の動きは、ちゃんとついてくるはずです。

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初見で、ぱっと弾けない時は、何がわかっていなくて弾けないのか、必ずその理由があります。
わかっていないところをチェックするためにも、初級までの間のレッスンは、初見の時間が多くなります。
この時期には、読譜の力をつけることを最優先にして、カンペキに仕上げることにはあまりこだわっていません。

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暗譜が大切な理由

お菓子やパン作りで生地をいったん寝かせてから焼くように、音楽も、いったん寝かせて発酵させると、こなれた音楽になります。
子どもが好きな曲、音楽的に意味のある曲は、いったん弾けたら終りではなくて、暗譜してレパートリー曲にするよう勧めています。
たくさん設けている発表の場では、かならず暗譜で演奏し、イキイキした演奏ができるよう導きます。

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テキスト

noti191楽譜を使うレッスンに入って一年ぐらいの間に、どんどん弾く子どもたちは、下記の楽譜をぜんぶ使います。(一部抜粋)
お家での練習がなかなか軌道に乗らなかったり、進みがゆっくりの子どもでも、半分以上弾く子どもたちが多いです。

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noti191「知っている曲を弾きたい、知らない曲はつまらない」という子どもたちもいます。
その場合、新しいステップの事柄は副教材やノートを使って教えることが多くなり、知っている曲での応用
(「メリーさんの羊」「ちょうちょ」などでいろいろなパターンで伴奏する、移調する)を先にしたりします。

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noti191身体の神経のつながり方や筋力の問題で、頭ではわかっていても、弾くことが得意でない子どもたちもいます。
その場合も、副教材やノートを使って教えることが多くなります。頭での理解や耳を意識したレッスンにします。

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noti191中には、ほとんど楽譜に興味がない子どももいます。毎回、オリジナルの曲作りをしています。
子どもが口づさんだ曲を採譜してあげ、楽譜に仕上げること、それを弾く・・・というレッスンをしていたら、
一年ほどで、楽譜も読んで弾けるようになってきました。

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うたとピアノの絵本
(1) みぎて
(2)ひだりて
(3) りょうて

呉暁作曲

音楽之友社

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左)オルガンピアノの本1
ヤマハミュージックメディア

中)グローバー導入編
ヤマハミュージックメディア

右)リラフレッチャー1
全音楽譜出版社

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ピアノひけるよ!ジュニア

橋本晃一編

ドレミ楽譜出版社

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左)ピアノフレンド1
田丸信明編

学習研究社

中)ピアノの森1
田丸信明編

学習研究社

右)サブバイエル連弾1
宮本良樹編

全音楽譜出版社

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左)ふたりのピアノ1
内田勝人作曲

音楽之友社

中)グローバー1
ヤマハミュージックメディア

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noti191呉暁作曲「う たとピアノの絵本」シリーズ は、全面カラーの絵本のような楽譜。音符も大きく手書きで見やすいです。
「み ぎて」の楽譜は子どもたちにも 「初めてのわたしの楽譜」で思い入れがありますので、応用し長く使います。

1)右手で1本指で弾く→5 本指で弾く
2)両手の2の指で「ドソ」「シソ」の伴奏を弾く お母さんやお友達のメロディーと合わせる
3)右手でメロディー、左手で 「ド ソ」「シソ」の伴奏で、両手で弾く

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noti191橋本晃一編「ピアノひけるよジュニア」は、子どもたちがよく知っている童謡が並んでいます。
知っている歌がどんどん弾けるのは子どもにとって、とっても嬉しいことですし、得意になって弾きますよ。

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noti191田丸信明編「ピアノフレンド」「ピアノの森」は、スモールステップでたくさんの曲が並んでいますので、
ここまで進んできた子どもたちに渡すのにぴったりの教本です。「どこまで自分でできるかやってきて」と言うと、
1/3~1/2ぐらいまで自分で弾けますから、子どもたちはとても自信がつきます。

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noti191グローバーリラフレッチャー、(バスティン)など、アメリカもののテキストは、抜粋してサブ的に使います。
これらの教本をどれか選んで並んでいるとおりに進める・・・というのが、よくあるレッスンの方法ですね。
でも、それでは、レッスンした曲は弾けても、自分で読譜して初見で弾く力がつくまでには至りません。
初見力をつけるには、「先生と譜読み」→「同程度の曲を譜読みするのに付き合う」→「同程度の曲を宿題に出す」
と、初めはしっかり~次第にサポートを減らして、同じような技術で弾ける曲に、数多くあたっていくことが必要です。
そのため、 これらの教本から、ひとりひとりの実力を見極めながら選んだ曲を、子どもたちはどんどん弾いています。

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noti191内田勝人作曲「ふたりのピアノ」は、子どもへの愛があふれた名曲です。これも長く使うことができます。
幼児期の連弾は、単純でつまらなかったり凝りすぎて子どもと合わせるのにはちょっと・・・というものもありますが、
これは、連弾の伴奏が美しくて素晴らしいです。初期からこのような連弾でハーモニーを身体に入れていくのがいいですね。
1)右手でメロディーを弾く (先生と連弾)
2)左手でメロディーを弾く(先生と連弾)
3)両手でメロディーを弾く(先生と連弾)

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副教材

音符カード、リズムカード、手作りの副教材などを使い、必要な事柄を合理的に教えます。

●理解度とスピード
1)わかっているか(考えればわかる)が時間がかかる
2)短い時間で答えられる
3)反射的に答えられる

●多方面から
いったん理解したことも、子どもは違う問い方だとわからないことがよくあります。
同じ事柄を、いろいろな方向から訊いてみることが大切です。

●リマインド
子どもは忘れやすいので、ときどき間をおいて復習する必要があります。